フィレンツェ大学が2026/2027年度より完全英語の医学部課程を新設、EU枠50席でスタート
MedItaliano 編集チーム
イタリア医学部受験・出願プロセスの総合ガイダンス
イタリア・トスカーナ州フィレンツェ
イタリアで英語を用いて医学を学ぶ選択肢が、また新たに広がりました。世界中の志願者にとってエキサイティングなニュースとして、フィレンツェ大学(Università degli Studi di Firenze - UniFi)が完全英語による医学・外科学(Medicine and Surgery)の学位プログラムの新設を正式発表しました。
2026/2027学年度から開始されるこのプログラムは、まず欧州連合(EU)市民枠として50人の学生を受け入れます。非EU市民枠に関する詳細な募集定員数については、今後数ヶ月以内に発表される予定の教育省令(Ministerial Decree)に盛り込まれる見込みです。
フィレンツェ大学医学部新設が注目される理由
フィレンツェはルネサンス発祥の地であるだけでなく、1321年に創立されたイタリアで最も古く、最も権威のある研究大学の一つでもあります。今回英語プログラムが新設されることには、いくつかのユニークな利点があります。
カレッジ総合病院での臨床実習
実習はトスカーナ州最大の病院ネットワークであるカレッジ総合病院(Azienda Ospedaliero-Universitaria Careggi)で行われます。1,100床以上を擁し、非常に多様な臨床症例を学ぶことができます。
国際的に認められる学位
国立大学が授与する学位として、欧州全域で認定されます。米国のUSMLEや英国のUKMLAなどの国際的な医師国家試験対策とも高い親和性があります。
主要なアカデミック&入試情報
イタリアの他の公立大学と同様に、合否はIMAT(国際医学入学試験)のスコアのみで判定されます。開講初年度のため過去の最低合格点データはありませんが、大人気のフィレンツェという土地柄、非常に競争の激しいスコア争いになることが予想されます。
公式要項(Bando)および非EU枠割り当ての発表待ち
フィレンツェでの生活と学び
フィレンツェに滞在する学生は、歴史や芸術、豊かな学生文化が身近にある特別なキャンパスライフを満喫できます。一方で、世界屈指の人気観光都市でもあるため、アパートなどの住居確保は非常に競争が激しく、合格が決まり次第速やかに探し始める必要があります。
医学部のあるカレッジ病院地区へは、トラムT1線がフィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)から直通で繋いでおり、約15分で快適に通勤・通学できます。
フィレンツェ大学医学部について詳しく知りたいですか?
フィレンツェ大学紹介ページを見る